ポリグロット

ポリグロット

突然ですが、ポリグロットという言葉をご存知でしょうか?
ポリグロットとは複数の言語を話すことができる人たちのことです。

世の中には20ヶ国語話せる人たちがいるらしい。
驚きますよね。
実は昨年日本の福岡県でこのポリグロットに人たちが集まるイベント、
ポリグロットカンファレンスというものが開かれたので、
僕も参加してきました。

このポリグロットカンファレンスでは、
多くのポリグロットたちが様々なテーマで話をしてくれました。
外国語の学び方や漢字について、
それから言語のジェンダーについてなど、
本当に面白かったです。

またこれはあまり知られていないのですが、
今世界中では多くの言語が消滅していて、
それを守ろうというプロジェクトについても話されていました。
2019年はIndegeneous language(先住民族の言語)を
守っていきましょうという、運動が行われた年でもあったそうです。

ポリグロットの人たちどうやって、
たくさんの言語を身につけているのか?
共通するメソッドはあるのか?
結論からいうと、みんな学びかたは人それぞれ、
ばらばらだな、というのが僕の感じたところです。

まずはインプットが大事という人もいれば、
最初からどんどん喋った方がいい、
アウトプットした方がいいという人もいます。
文法をしっかりやった方がいいという人もいれば、
文法はリスニングやリーディングをやっているうちに
自然に身につくという方もいます。
あとはとにかくボキャブラリーだという人もいます。

語学学習は、個人的なものなのだと思います。
自分に合ったやり方を見つけるのが大事。
しかし、それでもポリグロットの方たちに共通するポイントがあったので、
それを記したいと思います。

1.文脈から学ぶ。
コンテクストが大事ということですね。
や文章はたくさんの文脈に触れて学ぶこと。
ただ単語や、文法を学んでもコンテクストがないとすぐ忘れる。

2.主体的に学ぶ。
これは言語は教わるものではなく、学ぶものだということですね。
テキストや先生が言語を教えてくれるわけではなくそれらはあくまで、
学習を助けてくれるものということです。
どんなに、素晴らしいテキストや教え方の上手な先生でも、
まずは自ら考えて学ばなくてはいけません。

3、好きなこと、興味のあることで学ぶ。
自分がその言葉でどんなことをはなしたいかが重要です。
だからテキストや参考書を買って、
興味のないコンテンツで勉強してもなかなか学習は進まないということですね。

これらは、語学学習のメソッドというよりはどちらかというと姿勢です。
僕はどんなメソッドでもその学ぶ姿勢次第で効果が出ると思っています。

結論をいうと、メソッドはそれぞれだったけど、
その学ぶ姿勢には共通するものがあった。
ということです。

ぜひみなさんも自分にあった勉強を探してみてください。


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