日本語(にほんご)には体(からだ)を使(つか)った表現(ひょうげん)がたくさんあります。
その中(中)でも今回は“頭(あたま)”を使った表現をご紹介します。
※体を使った表現についてのpodcastも聞いてください→★
【頭を冷やす】あたまをひやす
興奮(こうふん)した気持ち(きもち)をおさえる。気持ちを冷静(れいせい)にする。
◼️例文(れいぶん)
外(そと)に出(で)て頭を冷(ひ)やしてくるよ。
【頭が固い】あたまがかたい
考え方(かんがえがた)が柔軟(じゅうなん)でない。融通(ゆうずう)がきかない。
◼️例文(れいぶん)
彼(かれ)は頭が固くて、人(ひと)の意見(いけん)を一向(いっこう)に聞(き)こうとしない。
【頭が切れる】あたまがきれる
物(もの)の考え方が鋭い(するどい)。頭の回転(かいてん)が速い(はやい)。
◼️例文(れいぶん)
彼(かれ)の息子(むすこ)はとても頭が切れるので、将来有望(しょうらいゆうぼう)だ。
【頭が上がらない】あたまがあがらない
引け目(ひけめ)を感じて(かんじて)対等(たいとう)な関係(かんけい)に立てない(たてない)。
◼️例文(れいぶん)
仕事(しごと)でミスをした時(とき)に助(たす)けてくれて上司(じょうし)には、頭が上がらない。
【頭に入れる】あたまにいれる
しっかりと記憶(きおく)にとどめる。
◼️例文(れいぶん)
明日(あした)の試験(しけん)に備(そな)えて、教科書(きょうかしょ)の内容(ないよう)を頭に入れる。
【頭に血が上る】あたまにちがのぼる
興奮(こうふん)する。かっとなる。
◼️例文(れいぶん)
頭に血が上って、つい怒鳴って(どなって)しまった。
【頭の中が白くなる】あたまのなかがしろくなる
何(なに)も考えられなくなる。頭が真っ白(まっしろ)になる。
◼️例文(れいぶん)
大勢(おおぜい)の前(まえ)での発表(はっぴょう)で、ステージに上(あ)がった途端(とたん)に頭の中が白くなった。
みなさんもぜひ使(つか)ってみてください!